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京都寺町三条のホームズ : 2 真贋事件簿

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そうだ、京都に行こう!

あらすじ

「京都寺町三条のホームズ」第2弾。骨董店「蔵」の若き鑑定士 家頭清貴ホームズ と、アルバイト 真城葵 が事件に挑む。

1.目利きの哲学

清貴の祖父で骨董店「蔵」のオーナーの家頭誠司は、名の知れた国選鑑定人だった。以前はテレビの鑑定番組に出演もしていたが、数年前に著名人の持ち物を「ニセモノ」と断言してしまったことから関係が悪化し、テレビ出演は避けるようになっていた。

そんな誠司の喜寿を祝うパーティーに葵たちも招かれる。招待客たちが展示室にある秘蔵の品を見学したあと葵が展示室を施錠したが、誰もいないはずの展示室で高価な青磁の壺が割られていた。

2.ラス・メニーナスのような

米山涼介は以前美術品の贋作を販売していたが、家頭誠司に暴かれたことで足を洗い、今では美術商としては活躍していた。

そんな涼介に富豪の高宮が絵を描くことを依頼してきた。高宮は以前涼介が贋作を売りつけた相手だった。高宮のリクエストである「ディエゴ・ベラスケスのような絵」が描けているかどうか、涼介はホームズに鑑定を依頼する。

3.失われた龍 -梶原秋人のレポート-

俳優の梶原秋人は、京都案内の番組の仕事をもらう。秋人は京都の町に詳しいホームズに「南禅寺」の案内を依頼する。

ホームズと秋人が僧に案内され南禅寺を見学していると「龍を頂戴しました」という置き手紙を見付けた。

4.秋の夜長に

ホームズは秋人の伯母から、売却を決めた家に置かれた美術品の鑑定を依頼される。ホームズは葵と秋人も誘い、その家に一泊することにした。

ところがその空き家では、深夜次々と不思議なことが起きる。

5.迷いと悟りと

ホームズは知り合いの鑑定士 柳原の誕生パーティーに招かれ、葵と秋人と一緒に訪問する。

パーティーでは余興として「美術品の真贋の真贋を見極めるゲーム」が行われた。ホームズは最も難易度の高い課題の真贋見極めを挑まれる。

感想・考察

京都に行きたくなる。

京都には中学生の頃の修学旅行などで数回行ったきりだ。

当時は特に知識のない状態で行くと、それほど面白い場所ではなかった。でも、歴史的背景を知ると興味がわいてくるし、様々な小説で独特な雰囲気をもつ街として描かれてるのをみると、ぜひ雰囲気を味わってみたいと思わされる。

森見登美彦さんの「夜は短し歩けよ乙女」で描かれた幻想的な魔都の雰囲気や、本作など描かれる「歴史の深み」など、興味が尽きない。

うん、そうだ。今度は京都に行こう。

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