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疲れた日は頑張って生きた日 うつ姫のつぶやき日記

疲れた日は頑張って生きた日 うつ姫のつぶやき日記

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「やる気を出す方法なんて、
この世にはひとつもなくて
「やろう」と決めて、
パソコンを立ち上げるかどうか。
パソコンを立ち上げる動作には
30秒もかからないのに、
その30秒の勇気が出ない」

そうです。
パソコンの電源って重い。。。

要約

ブロガーはあちゅう さんの Twitter やブログから抜粋した作品。
いいな、と思った言葉を拾っていく。

美味しいものを食べて無駄なモノを買うの、
最高に楽しい。
無駄なものを買えるのは、気力が充実しているとき。
私も無駄な買い物できる自分にほっとすることがある。

 

肉でも食べて
楽しいきもちになろうっと。
肉汁したたるステーキ、舌でとろけるしゃぶしゃぶ、幾万の言葉より元気になる。心は身体と繋がっている。

 

誤字の多さって心の乱れだ。
私の知る限り一番不誠実な男性からの
メールの誤字の多さ半端ないし。
小さなことを軽視する人は、何も大切にできない人だ。

 

今頑張って走れば後が楽になるはず…が、
ゴールまでずっと続くのがマラソンだし人生。
あれが終われば、あの角を曲がれば楽になる。いや、やっぱりもうっちょっと頑張ろう。。というのが人生。

 

幸せでい続けるには、
満足して生活することの大切さと、
その満足の先に求める貪欲さを
同時に知っている必要がある。
「吾唯足るを知る」満足を知ることで幸せを感じられる。でも幸せで「い続ける」ためには、貪欲さも必要なのだと思う。

 

疲れたってことは、
頑張って生きたってこと。
いつも疲れている自分はいつも頑張っているのだ。

 

不満足さは、進化の余白。 
これも「満足すること」と「貪欲であること」のバランスが大事だということ。

 

「人のため」は「人のせい」と表裏一体。
人のために頑張るのはいいけれど、基準を人に預けてしまうのは良くない。最後は自分の人生だ。

 

決断が人を強くする。

決断は選ばなかった選択肢と決別すること。痛みを伴う覚悟を持たなければ心はぬるま湯につかったまま、いつか腐ってしまう。

 

努力という言葉に
ポジティブなニュアンスを感じる人と
ネガティブなニュアンスを感じる人と、
2種類の人がいるよね。
常に両方のニュアンスを含んでいると思う。これもバランスだ。

 

感想・考察

恋愛関係の話が大部分でちょっと胸焼けするが、含蓄のある言葉も多い。

「うつ姫」と自称しつつ 割と前のめりで、ポジティブな面が見えてくる。自分とは違う感性を持っている人だが、そういう人の本を読むことで偏りを防ぐことができるのだろう。

Kindle Unlimitedの読み放題は、こういう出会いがあるから面白い。 

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