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「Kindle for iOS × Siri」 でお手軽オーディオブック!!

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もしあなたが「本をもっと読みたい。でも時間が足りない。。」と思っているなら「本を聴く」のはどうでしょう。
隙間時間の有効活用で、もっとたくさんの情報を仕入れることができるようになります。

色々なオーディオブックが提供されていますが、手軽さの面からは Kindle × Siri の組み合わせがオススメです!

Kindle×Siri のメリット、デメリットや、どんな人に向いているのかなど、解説していきます。

Kindle × Siri のメリット

選択肢が多い
取り揃えている書籍数では、Kindleが圧倒的です。新刊から古典まで幅広い作品が取り揃えられています。
Audible とか Audiobookのサービスでも書籍数は増えていますが、読みたいと思う本が見つかることは、残念ながら稀です。。

価格が安い
AudibleやAudiobookでは、1冊 二千円前後の本が多く、Kindleと比べると千円くらい高いようです。サブスクリプション系サービスもありますが、それほどお得になる感じではないです。月額980円で読み放題という Kindle Unlimited が強すぎるので比較するのはアンフェアかもしれないですが。。

導入が手軽
専用の機器を用意したり、音声ファイルを作ったりというような手間は必要ありません。普段使っている iPhone に Kindleアプリをインストールすれば、あとは iOS の標準機能だけで使えます。

テキストも残る
オーディオブックだけだとテキストが手元にないので、後から内容を調べたり、検索するのは難しいです。Kindleであればテキストで検索ができるので便利です。

Kindle × Siri の弱点

漢字の読み間違いが多い
特に人名などの固有名詞が苦手のようです。一人の人物の読み方がブレたりするので、混乱することもある。「真っ暗」が「シンッアン」だったり「見初(みそめ)」という人名が「ミハツ」や「ケンハツ」とブレたりします。。
まあ、紙の本を読んでいても固有名詞は難しいのですが。
あとなぜか「嘘」など一部の漢字は読まれずスルーされます。

感情が過剰
機械の朗読は無味乾燥化と思いきや、実はかなり情感を込めて読んでくれます。
でもそれが過剰すぎる場合も。。
抑え続けていた感情が漏れるようなシーンでの控えめな「ありがとう。。」が、満面の笑みで投げかけられる「ありがとう!!」になってしまったりします。
また「僕は走っていた」という文の途中で改ページが入って「僕が走って(改ページ)いた」となると、「いた」=「痛」と解釈され「痛っ!!」と派手な演出が入ります。
また感情とは違うのですが、横文字が入ると急に英語版 Siri が乱入してきて驚かされます。
情緒を大切にする読書には合わないかもしれません。。

iPhoneの操作が制限される
あくまで画面読み上げなので、常にKidnleを表示していないと使えません。
画面を付けっぱなしなのでバッテリー消費が激しいですし、他の操作をすることもできません。

Kindle × Siri に向いている人、向いている本。

細かいことは気にせず、とりあえず多読したいというひとに向いています。ちょっと漢字の読み間違いがあったり、状況に合わない感情表現があってもスルー出来るスキルが必須です。

情景を想像したり、文章自体を味わったりするような小説よりも、ビジネス書やノンフィクションの方が適していると思われます。
ただ、図表は読み上げることができず止まってしまうので、表や写真、イラストが多い本は適していません。

Kindle×Siriの使い方

①設定 から 「アクセシビリティ」を選択します。

②アクセシビリティから「読み上げコンテンツ」を選択します。

③「読み上げコンテンツ」で 「画面の読み上げ」を有効にします。

ここで、読み上げコントローラをオンにしておくと、常にコントローラが表示されます。邪魔なのでオフにして、必要なときだけ呼び出しまていす。

③Kindleを開き、画面上部から二本指でスワイプダウンして、読み上げコントローラを起動する。

左上の<を押すとコントローラの表示を最小化できます。
右上の×を押すと、コントローラが閉じ、読み上げも終了します。
左下の指マークを押すと、読み上げ初めの場所を選択できます。
左下の2x は読み上げ速度選択です。

Kindleを表示しておくと、読み上げに合わせて自動でページがめくられます。上手く動かない時は、Kindleアプリを再起動してみて下さい。

Tips:ページめくり時にトラブルがちなので、文字数を最小にしておくとページ遷移が減り快適です。電池持ちを考えると明るさは最低が良いでしょう。

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