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あなたを変える52の心理ルール

あなたを変える52の心理ルール

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要約

メンタリストDaiGoさんによる実践的な心理学。
「〇〇すれば、△△になる」という形で、実践しやすい行動指針を52個挙げている。

  • 謝罪は午前中
    午前中は理性の時間、午後は感性の時間、悪い報告は午前中にした方が相手を感情的にしない。
  • 良い話を先に
    人は「初頭効果」で先に触れた情報を重視する習性がある。「スリーポイント・プロフィール」などを掴みに用意しておくのも有効。強み3+弱み1など。
  • ユニークな肩書で覚えてもらう
    肩書でインパクトを与えるのも有効。
  • 簡単な質問をしてから頼み事をする
    「ドアインザフェイス」で、最初にお願いを断らせてから簡単なお願いをすること絵承諾率が3倍になる。
    「イエスセット」で「イエス」と答えられる質問を繰り返した後に、本命のお願いをする。
    依頼の前に質問を投げ、答えさせるだけでも承諾率は2倍になる。
  • 飲み会を中座して好感度を上げる
    飲み会の前に「ドクターストップ」の情報を流すなど事前に手を打っておく。また忙しいことが周知されれば、途中退出はマイナスにならず「無理に時間を作ってくれた」という好感度に繋がる。
  • 一対一にこだわり評価を上げる
    大勢の飲み会より付き合いを深めたい相手との一対一の付き合いを大事にする。
  • ラベリングで相手を変える
    見方によってイメージは変わる。自分の理想となるラベリングを相手にすることで、相手を変化させていくことができる。
  • すべて「イエス」で答え、口論に勝つ
    「イエスバット法」で、一度相手の主張を全面的に受け入れた後にこちらの主張を出す。対立構造を避けて自分の意志を伝える方法。
  • カジュアルなミーティングが良い結果につながる
    敢えてプライベートな話題を出すなど親しさを演出すると「認知的不協和」を嫌う脳は、本当に親しい相手だと認識する。自己開示は有効、またホームとアウェイを使い分ける。
  • 陰口を言われたら勝ち
    陰口を言われるのは相手に意識されているから。陰口の内容は相手のコンプレックスの裏返し。
  • 仮面を使い分け人間関係を修復する
    一旦壊れた人間関係も「ペルソナ」を使い、自分の違う側面を見せることで修復することもできる。
  • 出典を覚えると説得力が増す
    情報の出典を示すと「権威効果」で説得力が増す。
  • 身長を高く見せるとプレゼンテーションが通りやすい
    身長の高い人の方が説得力が増す。また人には地位の高い人の身長を高く見積もる傾向がある。
  • ナッツで集中力を回復
    I値が高く血糖値を急激に上げる食品は反動で集中できなくなる。脳に供給される糖分を一定にするためナッツなど低GIの食品が好ましい。
    午前中の運動、2分以内にできることはすぐやる、といった習慣も集中力を維持するのに有益。
  • 漫画のワンシーンを説明し、トーク力を磨く
    漫画のワンシーンの説明で自分のトークの弱点が見える。細かい部分が抜けやすいとか、感情に関する説明が弱いなど。
    また自分のトークよりも、トークが上手い人のビデオを見る方が勉強になる。
  • 一度断らせて、イエスを引き出す
    一度断らせるとその後の依頼の承諾率は3倍になる。その効果は将来にも続く。それでもうまくいかないときは他の人の紹介を頼むのも有効。
  • 猫の写真で生産性がアップ
    可愛いもの、守るべきものを見ると集中力が高まる。
    静かな場所より適度な騒音がある方が集中力は高まる。
  • メモを持ち歩いてアイデアを出す
    アイデアは出ているがすぐに忘れている。常にメモを携帯し、いつでも書くようにすることでアイデアを集めることができる。
  • プライベートのつぶやきを止めてフォロワーを増やす
    自分のプライベートに興味ある人はそういない。フォローしてもらいたい人を想定し、そこに刺さる内容だけを書くべき。
  • 夜と朝の二回復習で覚えられる
    覚えたいことは夜寝る前に見た後、朝起きてもう一度見ると定着する。
  • ノートを一冊にすると記憶しやすい
    ノートは分けずに一冊にまとめる。記録するためでなく記憶するためにあるので復習しやすいことが大事。ノートはある程度の大きさがある方が良い。著者はA4を使っている。薄いモノの方が、過去のものと並べてみることができるので良い。
  • タイトルに相手の名前を入れると開封率が上がる
    タイトルに名前があると無視しにくい。改行の使い方などで視覚的イメージも考える。追伸は記憶に残りやすい。
  • 場所を変えれば誰でも一番になれる
    強みは他者との比較で生まれる。ブルーオーシャンを探すべき。
    自分の核となる強みは維持したまま、それを活かす方法は広く考える。
  • 小さなお願いを先にして、大きなお願いを通す
    人は一度スタンスを決めると一貫性を保とうとする。簡単な依頼を承諾した後はその後の大きな依頼も承諾されやすい。
  • 二枚の紙とペンで会社嫌いを克服する
    二枚の紙に、会社の空気と自分の性格を書き出し見比べる。対立している点を見つけそこを是正する。
    空気は「読んで合わせる」ものでなく「読んで動かす」もの。
  • 一芸を身に付けるとすべての評価が上がる
    ひとつの長所があると全体の評価が引きずられて上がる「ハロー効果」がある。全体をみればゼネラリストの方が優秀でも、スペシャリストの方が評価が高くなる傾向がある。
  • 部屋が片付くと、食生活が整う
    汚い部屋にいると能率も落ちる。自己コントロール感が失われる。
  • 夜逃げのことを考えると整理整頓がはかどる
    整理整頓をしないで済むようものを減らすのがベスト。物を買ったり処分したりするルールを決めると部屋はきれいになる。
  • 30分間の運動で憂鬱な気持ちが晴れる
    乳製品などに含まれるトリプトファンがセロトニンの原料となり、うつを防ぐ。トリプトファンをセロトニンに変えるには適度な日光浴と運動が必要。午前中の30分程度の運動が特に有効。
  • オルゴールで疲れがとれる
    オルゴールに含まれる3万ヘルツ以上の高周波音が脳のアルファ波を活性化させる。自然には溢れている高周波音が都会にはない。
  • 5分の瞑想で苛立ちが解消される
    5分間の瞑想でもイライラを抑えられる。
    ラクな姿勢で身体を動かさず、呼吸に全神経を集注させる。
    日々の行動を記録するライフログからもイライラの原因が見える。
  • ニュースを見なければポジティブになれる
    ネガティブなニュースは無意識に悪い影響を与える。意識は無意識を支配できない。
  • 願い事を紙に書いて持ち歩くと願いが叶う
    無意識の力を買率と有利。自分が意識しているモノにはアンテナが立つ「カラーバス効果」を有効に使う。
  • 本を選ばなければ面白い本に出会える
    気になった本はレビューを気にせず買う。レビューが正しいとは限らない
    また、前書き・目次・あとがき・真ん中を見て判断する。特に真ん中はダレやすいので本の質が分かりやすい。
  • 睡眠時間を記録すると早起きができる
    自分には何時間の睡眠が必要なのかを把握する。7〜8%のショートスリーパー、同じ比率でロングスリーパーがいるがそれ以外の80%超はヴァリアブルスリーパーである程度睡眠時間を変えられる。
    睡眠記録を取り、一番快適な睡眠の長さや眠りにつく時間を見つけるのが良い。
  • 目標を公言すると達成しやすくなる
    情熱は内に秘めたままでは枯れてしまう。人間の行動は感情にフィードバックされる。
  • 鏡の前で笑顔を20秒間作ると幸せになれる
    「将来なりたい自分」がとると思う行動を今する。鏡の前で20秒間笑顔を作るだけで「認知的不協和」を嫌う脳は自分が幸せだと認識し、それに見合った行動を取る。
  • 乗客を観察すれば座れるようになる
    誰がどこの駅で降りるか観察するのはプロファイリングの練習になる。これを日常全般で行うと洞察力を高める。
  • 一日にすることを3つに絞ればスッキリする
    「一日にできることは3つしかない」と決めてしまう。その3つができれば成功と考えると頭がすっきりする。
  • 複数の仕事を持てば不安が消える
    ひとつの会社に全人生をかけると不安になる。人生にもポートフォリオを組むと安心感が生まれる。
  • プライドをくすぐれば男の怒りは収まる
    男の怒りは「プライドが傷つけられた時」に生まれる。慰めるのは逆効果。
  • 過去から謝れば女性の怒りは収まる
    女性の怒りは共感の不足から生まれる。またマルチタスクである女性脳は過去のことも同時に考えられる。過去にさかのぼって謝るのが良い。
  • 選択肢を提示すれば満足度が上がる
    選択肢が多いと選べない。 相手に適度な選択肢を示して相手に決断させると満足度が高まる。
  • プレゼントは品物よりも渡し方
    プレゼントは何を上げたかよりも、どれだけの 手間をかけたかが重要。
  • 恋人の写真を捨てないほうが失恋から立ち直れる
    別れた恋人の写真を捨てて忘れようとすると、思い出を美化してしまいかえって忘れられない。良いことも悪いことも無理に忘れようとしない方が結果的にきれいに忘れられる。
  • 物理的な距離を近づけると心の距離も近づく
    パーソナルスペースを意識する。苦手な人とは距離を開け、親しくなりたい人には敢えてパーソナルスペースに入ってみる。
  • 一緒にスポーツをすると恋仲になれる
    「吊り橋効果」でドキドキすると、一緒にいる相手にときめいていると勘違いする。一緒にスポーツをするのも同じ効果がある。
  • 「私は悲しい」というと浮気を防げる
    禁止されるとかえってやりたくなる。男性の場合「私は悲しい」と 言われると浮気をしにくい。
  • 一言添えると好意が伝わる
    褒めることは好意を伝えること。相手を気遣う気持ちを表現する。
  • 見え見えのお世辞も言いきれば相手は喜ぶ
    「肯定的な言葉と否定的な言葉を混ぜる」より「肯定的な言葉だけ」の方が喜ばれる。お世辞と分かっていても褒め切った方が相手に好意が伝わる。
  • キャラクターを変えてストーカを撃退
    告白されて断る場合「理由は自分にある」とした方が相手が傷つかない。また相手が「改善すれば受入れらる」と思うこともない。
    相手がストーカー化してしまった場合、相手が求めるキャラクタから変わると離れていく可能性が高い。
  • お勧めの店を聞いてデートの誘いを成功させる
    デートに誘う場合、相手のお勧めを聞いてからその店に誘うと成功率が高い。「良い店なのに行きたくない=それほどあなたと一緒はイヤ」とは言いにくい。

感想

「心理学の知識を実生活に活かす」という主旨だ。
目新しい内容は少ないが「具体的実践」を強調している。

「本を読んでも実際に内容を取り入れる人は3%程度」という調査結果を持ち出し、とにかく動いてみれば「3%の変われる人」になれるということだ。

とりあえず
「一日にすることは3つだけ」
から実践してみよう。

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