すべての知識を「20字」でまとめる 紙1枚!独学法
こちらで購入可能
自分の言葉に噛み砕いた理解、アウトプット、他者への貢献を紙一枚にまとめる。超実践的な学習法!
あらすじ・概要
学んだことを忘れてしまう理由
「学び」が消費になっているから忘れてしまう。目的を明確化して「投資型」の学習をすることが重要。整理整頓しながら自分の言葉で端的な要約にまとめる。
①目的の明確化
②思考整理
③端的な要約(20文字以内)
を1枚の紙にまとめる「20文字インプット学習法」を提案する。
アウトプット力を高める学び方
アウトプットとは人に説明できること。人に説明できるレベルまで理解を深める。
分かるためには「What」「Why」「How」の3つの質問を解消することが必要。
①インプット時の要約
② What 何を?
③ Why どうして?
④ How どうやって?
を一枚の紙にまとめる「3Qアウトプット学習法」を提案する。
なぜ学びを仕事に行かせないのか
売上を一人で上げることは絶対にできない。
「働く」とは「傍(はた)」を「楽」にすること。周囲の他者を助けることが仕事の本質。「自己実現」ではなく「他者貢献」を肝に銘じるべき。
①Who 「誰」のために?
②P/W どんな「問題/願い」を解決するのか。
③PQ その「目的」を達成できる「質問」は何か?
④1P その「質問」の「答え」を一言でいうと?
⑤3Q その「答え」を説明する「3つの疑問詞」
を一枚の紙にまとめる「1枚コントリビューション学習法」を提案する。
上記それぞれのフォーマットと具体的な記入例を示し使い方を説明していく。
感想・考察
説明の仕方を解説する本だけあって、流れが明確で分かりやすい。実に説得力がある。考え抜き自分の言葉に噛み砕いた20文字のフレーズは、実にすんなりと頭に入ってくる。
具体的な動作にまで落とし込んでいるので、実際の行動につなげやすいのが良い。例えば「徹底的に考え抜く」というのは「一行で言えるレベルまで何度も表現を書き直す」のように「何をするのか」というレベルまで説明が及んでいる。
また、仕事の本質は「他者貢献」だという姿勢が徹底している。本書を読んでいても「読む人のため」という視点がぶれず「いかに分かりやすく、具体的な行動につながるような説明ができるか」を意識しいていることが伝わる。
是非一読して欲しい本。