Amazon Audibleが聴き放題に！

Audible聴き放題！

1月27日から、本を聴くサービス Amazon Audibleが「聴き放題」にシステム変更しています。

あんまり期待してなかったんだけど、蓋を開けてみると衝撃的に使えるサービスになってました。

最大のポイントは新刊書も人気作も聴き放題の対象にバリバリ入ってるところ。驚きました。

従来サービスとの違い、読み放題サービス Kindle Unlimited との比較をしていきたいと思います。


ぜひ聴き放題ラインナップを見てみてください！

1．Audible従来サービスとの違い

従来のAudibleは

・月額1,500円で1コインが付与され1冊購入可能
・毎月1冊が無料本として配信
・購入した本は退会後もずっと利用可能
・ブラウザで購入、アプリでダウンロード
・ラインナップは限定的だけど魅力的な作品が多い

というサービス内容でした。

個別に買うと、1冊2,000円〜4,000円くらいと、とっても高いので、コインで購入できる月1冊以外を買ったことはありませんでした。ただ、退会しても買った本はずっと利用できるのは結構便利で、入退会を繰り返して「使いたい時だけ使う」スタイルでした。

これに対して新サービスは

・月額1,500円で対象作品が聴き放題
・退会したら聴けない
・アプリ内で完結、ダウンロード/ストリーミング両対応
・新刊なども含め聴き放題対象が多い印象

という内容です。

完全なサブスクになって、退会後は一切聴けない、というのが唯一のマイナスポイントだけど、それ以外は全面的に大幅改善です。定額で何冊でも聴けるのも良いけれど、何よりすごいのがそのラインナップです。知念実希人さんや池井戸潤さんの新作、オードリー・ダンのビジネス書など「読みたい！」と思う本がたくさんありました。

２．Kindle Unlimitedとの比較

Kindle Unlimited の読み放題は

・月額980円で読み放題
・20冊までを「借りて返す」スタイル
・退会したら読めない
・ラインナップは膨大だけど、新刊・ベストセラーは少ない

といった感じです。

Kindle Unlimitedの最大の弱点は「読みたいと思う本はほとんどが対象外」という点。たまーに「メジャーデビューしてないけど、すっごく面白い作品」と出会えるのは楽しいけれど、他に読みたい本が大量にある中、Kindle Unlimitedの優先順位は徐々に落ちていました。

３．「聴く」読書について

私自身、移動時間を活かすため「本を聴く」ことがすでに生活の一部になっています。

Audible本の価格が高いこともあって、いままでは「Kindleで買った本を Siriさんに読んでもらう」スタイルがメインでしたが、このところSiriさんの機嫌が悪く30分もすると読んでくれなくなってました。

個人的にはSiriさんの漢字の読み間違えとかチャーミングで好きでしたが、Audibleが読み放題になったとなると、仕方ない、浮気しちゃうことにします。

Siriさん読み上げと比べるとAudibleは

・電池消費が圧倒的に少ない
・プロの朗読の力（Siriさんのフラットな読みも好きだけど）
・注釈とかいちいち読み上げないので聴きやすい
・画面を閉じれるので、他の作業もできる
・3倍速まで加速できる（Siriさんは2倍速まで）

といったメリットがあり、価格の問題がクリアされればやっぱりこっちがいい。Kindle Unlimitedは解約しちゃいました。

正直、Audibleの現状ラインナップには「破格」感があります。改悪される前に使ってみることをお勧めします。