Amazon Audibleの使い方
こちらで購入可能
あなたが「本を読みたい」でも「読書のためだけに時間は取れない」と思っているなら、オーディオブックは一つの解決策だ。歩きながらとか、家事をしながらとか、「目で読む」ことができなくても「耳で聴く」ことができる場面は結構ある。
コスパや使い勝手を考えると「Kindle × Siriが最強」だと思っているのだが、この度、Amazon Audible の使い勝手を改めて検証してみた。
Audible の使い方
① Amazon Audible に登録
月額1500円の会員に登録すると毎月1枚のコインがもらえて、1冊のオーディオブックと交換できる。2冊目以降は設定価格の30%オフで購入可能。
Amazonとは別サイトで運営されているようだが、課金先などはリンクされているので改めて登録する必要はない。
ちなみに私は海外在住だが、日本の登録住所とクレジットカードがあれば海外からでもアクセス・登録は可能だった。
② 専用アプリのダウンロード
スマホで使う場合は、専用アプリをダウンロード。
iPhone、iPadのアプリから直接購入できず、Audibleのサイトで購入した後に、アプリでオーディオブックをダウンロードする必要がある。
この辺は、Kindleと同じ。Apple税を何とかして欲しいところだ。
Audible の良いところ
①プロの声優さんが読んでくれる。やっぱりSiriなどの合成音声よりは圧倒的に聞きやすいし、感情移入しやすい。当然だが漢字の読み間違いなんかもない。
②サブスクリプションだけど退会は簡単。一度購入した本は退会後も聴ける。
③オーディオブック系のサービスの中では品揃えがいい。
40万冊以上あるらしい。Apple Booksのオーディオブックや、Audiobook.jpなどの競合サービスと比べて品揃えはいい。
④返品交換サービスがある。購入した本がイメージと違った場合など、返品し他の本と交換することができる。回数制限はないが「聞き放題」的な使い方を想定しているわけではないようだ。
Audibleの好きじゃないところ
①高い。大部分の本が2000円台後半から4000円台だ。紙の本より高くなるのは仕方ないかもしれないが価格差が大きい。サブスクリプションを使っても、月額1500円で1冊だけというのは、多読派には寂しい。
②電子書籍と比較すると品揃えが貧弱だ。読みたい本が、運よくあればいいのだが。。
③内容検索に向かない。あとから本の内容を確認したいとき、検索性が悪すぎる。一緒にテキストも配布してくれるとありがたいのだけれど、難しいみたいだ。
向いている本、向いてない本
①小説には向いている。セリフによる心情描写には、文字を読むのとは違う臨場感がある。より物語に入り込みやすいだろう。
②実用書は人による。耳で聴いた方が頭に入りやすいか、目で見た方が分かりやすいか、これは人それぞれだろう。だが情報収集が目的の場合、検索性が悪いのはデメリットだ。
③図表の多い本は向いていない。付録的に図表が載せられているが聴いている最中にわざわざ見ることはない。図表が重要になる本は紙か電子書籍の方がいいだろう。
ストーリーのある小説などは、紙やKindleで読むか、オーディオブックで聴く。
実用書は Kindle×Siriで聴いて、検索が必要になったらKindleで文字検索。
図表の多い本は聴くのに適さない。紙かKindle という使い方が実用的だろう。