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たったひとつの、ねがい。

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あらすじ

大学時代から付き合っていた陽子との結婚を意識し始めた拓也。何気ない日常の幸せをかみしめていた夏の日、拓也と陽子は拉致され怪しげな男たちの前に連れていかれる。

4人の男は「人肉食」を嗜好する仲間たちで、拓也の目の前で彼女が生きたまま食べられていった。

彼女が食べられていたタイミングで、偶然建物が放火されタクヤは深いやけどを負いながら逃げ出すことに成功し、左半身不随となりながらも復讐に燃えた。

怪しげな老婆が、自分の死後に孫娘の面倒を見ることを条件に、タクヤを援助し、機動力の高い特別製の車椅子などを提供する。

タクヤは何とか動く右腕を徹底的に鍛え、彼女を食べて自分と引き裂いた4人の男たちに復讐を果たしていく。

感想・考察

度を越して残虐な復讐心も、恋人を失った悲しみを思うと、ほんの少しだけ感情移入できる部分もあった。

自分の大切な人を奪われたなら、自分にもこれくらいの狂気が宿るかもしれないという思いがある。

が、ラストで「これはないな。。」となる。最後にストンと落とされる。
ずぶずぶと引っ張られ堕ちていく感覚は、これはこれで新鮮かもしれない。

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