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やりたいことの見つけ方: 情熱を持って取り組める夢・目標・天職が見つかるワーク

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要約

著者が読んだ書籍や研究論文を参考に「やりたいことを見つける方法」をアドバイスする本。ステップ通りに取り組めば必ずやりたいことが見つかるという。

やりたいことを持っている人は少ない
人類の歴史上「飢餓」「疫病」「戦争」が最大の課題だった。
これらの課題は徐々に解決されつつあり、個人が自分なりの「課題」を持つことが必要になってきた。
だが実際に「やりたいこと」を明確に持っている人は多くはない。

人生の最後に後悔するのは「やってしまったこと」ではなく「やらなかったこと」。やりたいことを見つけよう。

ノートを用意する
キーボードで入力するより手書きの方が達成率が高い。面倒でも手書きしよう。

ワクワクすることを書き出す
現時点でワクワクするようなやりたいことを書き出す。
注意するのは以下のポイント。
・「健康になりたい」ではなく「健康になりつつある」と書こう。
・できるかどうかは気にしない。
・過去は気にしない。
・誰かの押し付けではなく自分自身の目標を上げる。
・小さなことでもいいが、現状の延長線にはないことを書く。

やりたくないことを逆にする
やりたいことが思いつかない場合、やりたくないことを逆にしてもいい。
「毎朝起きるのが辛い」→「時間をコントロールできる生活をする」など。

質問の答えを書き出す
やりたいことリストに加える項目のヒントとしての質問。
・何の制限もなく、何でも作れるなら何を作る?
・今あるもので自分にもっと良いものが作れるものは?
・無償でもやりたいが、お金にできる活動はあるか?
・使い切れないほどのお金があったら、何を手に入れる?
・使い切れないほどのお金があったら、何を経験したい?
・理想の一日はどんな一日?
・最高に幸せを感じることは?
・子供のころに夢中になったことは?
・努力をせずに成果を出せたものはあるか?
・自分が死ぬとき何をした人して覚えられたい?

誰のために何をしたいかを書き出す
「自分のため」だけでは、頑張りにも幸せを感じることにも限界がある。
誰のために何をしたいかを考え、次に「誰」の抽象度を上げていく。
家族のため→友達のため→同郷の人のため→日本のため→世界のため→宇宙のため、というように広げて考える。

人生の構成要素から構造図を作る
人生の領域を考え、何を大切にしそのために何をするかを考えていく。
領域ワケの例として「ザ・ミッション」の7つの領域などを紹介。
・心と精神の領域
・知性の領域
・ビジネスの療育
・お金の領域
・身体の領域
・社会、人間関係の領域
・家族の領域
その他「7つの習慣」でのカテゴリ分けなども紹介している。

やりたいことリストを整理する
自分が採用した領域ごとに、ワクワクすることを振り分けていく。
偏りがあるのがあたりまえだが、どの領域でも項目を上げるようにしていく。

Be、Do、Have にタグ付けする
ワクワクすることリストの項目を、Be「どうありたいか」、Do「何をしたいか」、Have「何が欲しいか」に振り分けていく。
各構成要素で Be を設けるようにする。

デジタルフリーデイ
ワクワクすることリストは日々更新する必要がある。
週に一度はデジタル機器に触れない「デジタルフリーデイ」を設けて、その日に更新するのが理想的。

感情や直観を羅針盤にする
ワクワクすることリストを元に、仮でもいいから目標を設定して動き出す。
自分を無理やり押さえつけた目標であれば、感情が盛り上がらない。楽しいと思う感情を大事にする。

ワクワクすることリストは誰にも見せない
親でも上司でも友達でも、ワクワクすることリストに対しネガティブなことを言う可能性がある。原則的には誰にも見せない方がいい。

嫌われる勇気を持とう
自分のワクワクすることを達成するためには「他人の課題」に引っ張られてはいけない。そのことで他人から嫌われるとしても、自分にしかできない「自分の課題」に取り組むべき。

自由を怖れない力
「束縛からの自由(○○からの自由)」は、高揚感を得られると同時に孤独感や無力感を感じる。「積極的な自由(○○への自由)」を見つけよう。

感想・考察

様々な自己啓発本から「やりたいこと」を見つけるのに関連する部分を抜粋し整理した内容。
具体的なステップを考えその流れに沿って説明できるようよく整理されている。あっさりした記載に見えるがよく考えられていると思う。

ただ実際のところ「やりたいこと」を見つけるためには、何よりも実際に身体を動かすことが大事なのだと思う。
ノートにリストを作り、自分の適性とかを考慮しながら「やりたいこと」を考えるのも大事かもしれないが、やってみて初めて分かることが多い。

最初は「なんとなく好きかも」くらいで始めても、ちゃんと取り組めばフィードバックがあって楽しくなってくるし本気になっていける。
「やりたいこと」を見つけた後で、さらに向上させたり、マネタイズさせたりするのに緻密な設計が必要になるかもしれないが、順序としては後からだと思う。

手を動かすことから始めてみよう。

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